無理が普通の世界の中で

うちはこれまで、パートタイムの女性がほぼ100%の状態で会社をやっている。
繁忙期、みんなで集まる日、どうしても大事な締切・・・。
そういう時に限って、お子さんが病気をしたり、学校のイベントがあったり、
必ず予定通り成立しないことが起こる。


スケジュール上、今日・この時間は働いているはずの予定になっているはずだけど
仕事の反応がないこともある。
もちろん時々本当に「バックレ」ている人もいるが、
殆どの人は悪気がなくそうなっていたりする。



正直困る。
あああ、結局自分でやらなきゃいけない、
もう間に合わないかもしれない、
いつ返事が来るかわからない。



世で言う「ワーク・ライフ・バランス」という人たちは、
これでビジネスが成立するほど
余裕を持った人員配置をしているのだろうか。
多くの会社は、余剰人員を抱えるほどの余裕はなかろう。

うちが出てきていない、ただそれだけかもしれないが、
無理のできる男性が重宝される意味もよく分かる。
そして無理をできる自分が普通にもなっている。



ホントはイレギュラーな状態が発生しても
無理のない状況を作ることが正しいのだろう。
でも、やっぱり誰かがカバーすることになるわけで。
イレギュラーをレギュラーにするって本当に大変だ。
どうすりゃいいんだ?