「無いものねだり」と合わない「成果主義」

 みんな、人を選ぶときは「無難」で「問題を起こさなそう」で、「自分と仲良くしてくれる」人を選ぶわけですよ.だけど、いざ走り出すと実行には「反対意見者」は付きまとうものなので みんなと仲良くすることなんて出来ないし、「無難」すぎて結果がすぐには出にくいために文句も出る.
 無いものねだりし過ぎなんだよな.

 そんなに変えてほしかったら、もっと敵を作るくらい意志を持った人じゃなきゃやり通せないだろう.
 それか、もっと「役者」じゃなかったらダメなんだろう.小泉元首相だって味方も居れば敵も居たし、ショーに巻き込むかような一種の役者であったし.



 でもこれって、国政だけの問題じゃないぜ.至るところでの人事が こう言った「無いものねだり」的判断でなされている気がする.というか、みんな 精神がコンビニエンス的なんだよ.自分の都合の良いように考えててさ.
って、愚痴? ちがうちがうw


 最近は終わるときの非難をよく聞くが、日本人は本来「選択に慎重」だったんではないか?受験だって、ビジネスだって、米国と比較すればかなり 選択主義的だろう.成果主義が全ておかしいとは言わないが、ある程度先にふるい落とすって言うのが、日本の得意技だったのでは?
 思想が違うのに結果オーライの論理構造では、結果オーライが得られないのは当たり前ではないだろうかね.

福田首相、辞任を表明

 福田康夫首相は1日夜、首相官邸で緊急記者会見し、辞任する意向を表明した。自民党は直ちに後任を選ぶ総裁選に入る見通しだ。首相は次期臨時国会に向けて「この際、新しい布陣で政策の実現を図るべきだと判断した」と述べた。

 ま、でも辞任のタイミングとしては私は反対しない.かなり、きつい状況の中でのいい判断だったんだろうと思う.