2009-01-01から1年間の記事一覧

カプセル化

日々いろんな資料を作っているが、最後の最後に「意志」を付け加える段階で行き詰るとき、『ながれの事典』というのを開いて、ヒントを得ようとするときがある.リンク先を見ればわかるが、2万円を超える本で 姉妹本として『かたちの事典』というのもある.…

ハンサム

「見た目って、良いとついつい騙されちゃうけれど、中身がサイテーだったりするよねー」 って、いう時代になると思う. 「見た目(ハード)って、良いとついつい騙されちゃうけれど、中身(ソフト)がサイテーだったりするよねー」 それでも騙されて買う人が…

争いの無い世界の中で、本質的なことを実行するには

※大企業思考シリーズ(いつからシリーズやねん).最近疲れきってて書く余裕無いんだけど、今日は電車で座れたのでその間に書いた. 人間は思考が多種多様であるから、その接触時には 差異をどうにかしなくてはいけない.接触時に お互いが出すエネルギーに…

(続)種類を散らして、レベルを同じく

賛否両論であった、4月のエントリーだが、何も私は「結局 手を繋いで徒競走」が 大企業のやり方だとは言っていない.確かに、一人の秀でた人間を優先させるなんてことは 大企業では出来ない気がする.かなり難しい.だが、違う分野でそこそこレベルの高い人…

技術は制限をかけるものではない

Technologyはある程度の長い間「制限を開放する」ことに向かう.しかし、その制限からの開放がいつの間にか、「無制限であること」を問題として、「ブレーキとしてのTechnology」を使い始める時がある.大抵の場合それは間違っている.それは、一方向の問題…

手ごたえ

私利私欲はありません. でももう少しだけ、手ごたえというか、フィードバックというか、見返りはほしいと思います.はい.

抽象化はパワーが必要な作業

物事を抽象化して、それをイメージに落とし込むときって、かなりのパワーが必要となる.対象となるものを まずはシンプルにしなくてはいけない. そのために「範囲を作ること」からはじめなければならない.世の中は広く見つめれば見つめるほど、真実らしく…

映画「天使と悪魔」

この原作は、私は5年ほど前に単行本で読んで 本当に大好きな一作.扱っているテーマ柄、ダ・ヴィンチ・コードよりもずっと好きである.映画をやっと昨日鑑賞.もう5年も前に読んで 結構記憶があいまいになってたので、新鮮で尚且つまとまりよく見ることがで…

物価とリテラシの変化をどのように受け止めるか

先週、数ヶ月に1回の恒例になっている会社の(一度も一緒に仕事をしたことのない)仲間(先輩)との飲み会(というより ほぼディスカッション)に行ってきた(カッコだらけだな・・・).その中で話題になったことの一つを掘り下げて考えてみようと思う.*1 …

服装の色

世間はGWということで、UKに遊びに来ている.女性一人でも安全に過ごせる国にしか私は行かないので、必然的にUK/Taiwan/HongKongあたりにしか行かないことになるのだが・・・.毎年来ているので今年で4回目.一度は仕事だった0泊を除けば、毎回 Bayswater地…

種類を散らして、レベルを同じく

私は、ここ5年以上 同じ美容師さん(彼が前の美容院を辞めて自分のお店を持っても)にカットしてもらっているのだけれど、その店長は結構 スゴい人.まず最初の印象は、2ちゃんねらであったことだけど、普通 美容院でファッション雑誌を渡されるのに、私に…

(日記)「掃除をする」と「テレビを見る」

休日になるとやっとまともな家事ができる.この1年くらい心理的にだめになっていたので、家事も抜け抜けであった.徐々に根本的に掃除をし始めているが、自分の掃除力の無さにびっくりした!抜け落とし多すぎだ! 久々に日本のテレビなんぞをつけて見ている…

ものづくり思考の昇華

私の家族は典型的な「ものづくらー」である.父は産業用機器のメーカーをやっているし、母は彫金師である.私も、気が付いたらいろんなものを手作りする経験と喜びを知っていて、水彩画も描くし、服も作るし、料理も好きだし、機械も分解好きだし、なんだか…

支出と収入

普段の消費行動のうち「使う」とか「対価を支払う」という思考から、「誰に預ける」とか「ここに流動させる」という考え方で見つめ直すと、大変興味深い. うまく、お金が流れ込んでいる業界・国があったりする.たくさん稼いでも(どこかの誰かから受け取っ…

達観と虚無の違い

達観と虚無の違いのすれすれのラインで 虚無のほうに転がっていきそうな気がして、その領域に近づくことができず、怒りや悲しみを表出させて 事を過ごそうとしている自分が居る.

超えること、崩壊の一歩

「あるがまま」を超える働きを創り出したとき、あるところでは限界を超えたという喜びを与えるが、どこかで歪が出てきていて、それが崩壊の一歩であったりする.治るはずの無かった病気を治したり、今までできなかったことを可能にする機械を作ったり、有り…

多様性と恣意性という力

引かれた基準線が動くたびに、更に更にと増大していく. 節制や自制というものを もうこの世は忘れてしまったのか. 奪ったものが勝ちの時代は終わるだろう. 奪おうと思っても奪えないものがあることに気付くほど、たくさん目を感じるだろうから. 普段から…

一人称

他人がどうすごいかよりも、自分がどうしたいかを語る会話のほうが好きだ. とても確定的に物事を話す人が居るが、それもあまり好きじゃない. 「彼は○○なんだよ」なんて言われたくない.人間も社会も、どこまで行っても知り切れない.周りから見たら一目瞭…

戦略なんてバカしか居ない

なんだか最近、軽いのしか書いてなくて申し訳ございませんが、、、 最近複数人から「大企業の経営戦略なんて バカしかいない」と言われて、その打撃が大きい今日この頃です.私、入社時からそういう名前のついたところばかりに居るよ、とほほ.

3年くらいね

ああ眠い.しかも、昨日肩叩き機で延々と肩・背中を叩きすぎて、打撲みたいになって痛いし...ホント体が痛いね. さて、2-3年は頑張ることにしました. 本気でやるなら、ちゃんと時期を区切ってやらなきゃなりません.じゃないと妥協しちゃうからね.あと…

脳ト10冊目

いよいよ私の「脳ト(Note)」のMoleskinもこれで6冊目.他の種類を使って血迷っていた最初の4冊を含めると10冊目(写真). 自分が法人経営をしだしたときに書き留めだしたものなので、かれこれ7年目となる.これを見ると アイデアもあほなメモも、ちょっと…

創出・消費・再生を自らの目で見届け、自らの財産で補うと言うこと

高校時代の同級生で今は某J○で研究者をしているゆうちんに誘われて、東工大サイエンスカフェに土曜の夕方行ってきました. まず 入店して1ドリンクオーダー.その時にmy試験管を受け取ります(後でお土産として持ち帰りました).5-6人のグループに分かれて…

情報の蓄積がもたらす、「成果主義」の次

今日をもって、「努力が結果になってそれに対価が付く仕組み作りを目指す」のは辞めようと思う. 「適切な対価」という概念が不必要だとは今でも思わないけれど、見返りを期待する成果・結果が全てという状態よりも、きっと「期待への対応」が論点になる時代…

価値観としてのツール(商品)提供と組織設計

仕事でご一緒する機会の多い(というかほぼ上司状態)の隣の部長と 退社前にがっつり「世の中にどうあってほしいか」と「我々が作り出すものがどう貢献すべきか」と「それを生み出す組織がどうあるべきか」の話をしていた.まあいつもしゃべっているんだけど…

恐いらしい

仕事のときの私は恐い.振り返ると自分でも思うほど恐い.(別に昨日寝不足だったとか、今日から期末テストだとかが問題ではなく.) 特に、「これおかしいんじゃないかな?」とか「こりゃ非効率だ」と思った瞬間、真剣になりすぎて恐い、ようである.他の人…

過去と現代の景気

#最近、マジで四六時中「考えること」しかしてないので、結構脳が疲れます. #仕事してても こりゃ良くないな、と直感的に思うこともたくさんあります. #ついでに?blogのタイトルを従来のものに変えようと思います. さて、我が友人のピロコが「モノゴ…

「保存」という行為のシンボル

IT

ほとんどのPCアプリケーションの「保存」ボタンのシンボルは「フロッピーディスク」になっている.きっとそれらのアプリケーションを使っている人の数割は、フロッピーディスクがなにものかだなんて見たことのない人も出てきているはずだ. かと言って、何が…

わかっていても対応しない人たち

私は次が予測できたら、先に行動してしまうたちなのでここらへんの性質はあまり理解できないのだが、「その後悪い方向に進むと分かっていても、そのまま突き進んで行く人たち」というのが結構居る. おとなり日記で拝見した、まさにこれですな. 前から分か…

本質が問われる時代の、平和ボケ

人を多く必要としなくても物事が生産できるようになったのは、悪意ではなく 効率性を目指した技術や手法の進化と発展のお陰である.問題は、余った分で新しく何か「対価を得られるもの」を生み出そうとしこなかったことだ. サービスや仕組みを 他国から持っ…