服装の色

 世間はGWということで、UKに遊びに来ている.女性一人でも安全に過ごせる国にしか私は行かないので、必然的にUK/Taiwan/HongKongあたりにしか行かないことになるのだが・・・.毎年来ているので今年で4回目.一度は仕事だった0泊を除けば、毎回 Bayswater地区に宿泊している.

 ところで、私の趣味は 水彩画なのだが、色を大切にしているので いつも色が気になっている.最近見る色のブームは、駅や空港での 人が着ている服装の色の割合だ.実はここ数ヶ月、日本人の着ている服装がぐっと黒っぽくなったのを感じていた.ここ数ヶ月の話だ.もちろんチラホラ、明るい色のジャケットを着ている人も存在するのだけど、例年と比較すると とても黒っぽい色の割合が高いのだ.実はこの現象は半年前の韓国で感じたことで、衝撃的だった.韓国はあの時、金融危機の引き金とも言える状態にあって、もう少しでIMF管理下という状態であった.人々は、ほとんどが黒い色の服装をしていたのが気になったものだ.その当時、つまり 半年前の日本は、得に品川駅の朝の大混雑を見ても、冬だと言ってもピンクやベージュなどの色があった.なのに今、黒が多いのだ.

 服装で黒を多くするというのは、女性ならピンと来るだろうが「流行がない」と言うことに通じる.つまり、去年買った服でも対応できるのだ.色のある服は流行もあるし、保管・維持のコストが結構かかる.そういう意味で、余裕が無いと着れないのだ.


 今回UKで、さまざまな人が溢れる場所をざっと俯瞰した感じ、この国はまだまだ明るい色で溢れている.1年前に来たときはもっとポップな色に溢れていた気がしたが、日本と比べても質素ではあるがまだまだ白っぽい明るい色を着ている人が多い.




 これは、London1枚目の絵.Bayswater地区での、キリスト教の教会とユダヤ教の教会が道を挟んで同じくする様子が、魅力的だったので描いた.
 明日はParis!CDG空港は3度も行っているが、ちゃんと行くははじめて.EurostarでLouvreへ行ってきます.