抽象度

 割り切りとか、全体感というのは、個人のこだわりとか色眼鏡でしかない.
 イームズの「POWERS OF TEN(下記動画参照)」みたいなもので、自分がどこのレイヤーの抽象度で捉えるか なだけだ.もしかしたら、地球的な感覚かもしれないし、銀河系的な感覚かもしれないし、時空的な感覚かもしれないし、逆に 家族的なまとまりの感覚かもしれないし、物質素材的な感覚かもしれないし、原子分子的な感覚かもしれない.要は自分がどこが好きかなだけで、私は社会的とか時空的な感覚が好きだ.

 イームズのこのMovieは以前から大好きだ.同じようにGoogle Earthも大好きだ.
 人間は、自分の好きなレイヤー以外にあるレイヤー 及びそこからの視点を好む人の存在を忘れがちだ.前述2者のように、多視点的な感覚を忘れないように注意付ける仕事とか商品は、今後も来るだろう.私もそう作りたいものだけれど.