ストイックなスキルアップ生活のススメ?

いや、ススメてないです、ごめんなさい.
サラリーマンをやめてからの生活で、意図的に変えたことがあって、そこそこ功を奏しているので、書き溜めたものをUpしておく.

1)スキル面

起業しようと思ってから、「それまでに避けていた」ことで
取り組んだことが3つある.

 1.プログラミング
 2.車の免許
 3.英語

この3つ.特に英語は、金もかけないいいやり方と出会ったと思っている.



1.プログラミング

 とりあえず、明らかに最初からマスを攻められるほどの資金力がないと判断していた私は、主な展開先をiPadiOS一本に狙い定めていた.で、ウェブ側は昔取った杵柄的な感じで少々どうにかなるし、Appleの作った仕組みを少しでも理解しておきたいという思いもありObjective-Cをかじることにした.
 とりあえず、先にお試しで「何を作ってみるか」決める.作りたいものに近い内容・パーツとして使えそうな例が載っている入門的な本を5−10冊くらい購入して、継ぎ接ぎにでいいので組み立てていく.「サンプルと比較して、ここを変えたいんだよ〜!」的な部分がでてきたら、メソッド名とかプロパティ名でググりまくる.
 そんな感じで、とりあえず SDKとかDev programとかの内容含め、この人たち(Apple)の思想がどうなってんのか把握しつつ、とりあえず一つ目が思った通りに動いて、二つ目(春に売り出そうとしているやつ)の原型みたいなアイデアのものが UI/UX的に叩き台として楽しめるようになったところで、Objective-Cに取り組むのは一旦やめた.
 1つ目は、会社をやめたあとの2−3週間.2つ目は会社を作る直前の1−2月の期間、これは3月のために.


2.車の免許

 次は車の免許.車無しでは生きて行けない田舎出身の私だけれど、車に全く興味はないし、都会なら公共機関で生きていけるし、場所や固定資産に縛られるという存在が嫌いだったので、「免許はむしろ取らない」というポリシーで過ごしていた.高校時代は、大学受かってからの期間、すぐに首都圏に引越してそのときの私の領域についての活動を始めていたから、他のことに時間使いたくなかったし.
 実は一度、サラリーマン時代に免許を取ろうとしたことはある.新規事業的部署に居た時に、USのVenture Capitalへ訪問するとなると「車必須!」とか言われたので.でも、結局モチベーションがなくて取らなかった.この後に書くが英語と一緒で、「他にできる人が居るんだから、別に私がやらなくてもいいじゃん」って思ってた.
 でも、会社をやめた時、仕事を新しく始めるとしたら、「絶対に」国内だけのビジネスなんてやってはいけない、と考えた.これは「絶対」の、自分との約束.そのために何が必要かを考えて、まずは「ポテンシャルがどんなもんか」聞いて・見て回る.可能性なければ起業しない、その判断は3月、と決めていた.
 上記のObjective-Cに奮闘している間に、どこで免許を取るか探した.できるだけ時間とお金をかけたくないから「短期合宿形式」.更にお金かけたくない&こんなまとまった期間内だろうからという理由で、地元徳島で「県外者用合宿プログラム」をやっている教習所に、連絡を取りまくり、「宿泊斡旋要らないから、このペースで参加させてくれ」とお願い.なんだか、歳取って&普通の大人が行けない期間・時間帯で通ったことや、病気になった親とこんなに長い時間一緒に過ごしたことはなかったのもあり、いろんな貴重な体験ができて、無事に免許も取得.(初めての公道はイギリス.2回目はアメリカ.それ以来乗ってないw)


3.英語

 で、お決まりの英語.上記のように、実はサラリーマン時代は、他にしゃべれる人がたくさん居た会社だから、「できるだけ」自分では英語は使わなかった.そもそも、英語の授業数が少ない理系クラスにいた高校生活に満足していたし、大学の第一外国語は英語ではない.英語みたいに競争率高い言語、やったって・・・くらいに思っていた.だって、うちの両親、パスポート持ってないよ!?(いや実は、13歳までは英語は得意なほうだったはずなんだが、とある理由で「自分の意志」で、苦手科目として定義してから、取り組むことをやめていた.とにかく、その後の生活でどれだけ英語が嫌いだったか、避けていたかは分かってほしい.)
 正確なスコアは思い出せないけど、確か 大学卒業時のTOEICは500有ったか無かったかだと思う.文法・語彙とか悲惨.社会人になってから、もちろん100-200は上がったけど、それでも毛が生えたようなもの.


 でも、今度は自分の仕事で、使わざる得ない.使えないと、死ぬ.とりあえず、Objective-Cと戦っていた期間に、「1ヶ月とにかく英語生活に浸かって、自分の考えているビジネスの方向性の検証をする」期間を設定すると決め、どこがいいか調べ始める.結論として、1ヶ月を1つの環境に賭けるのはリスクが有ると思ったので、その期間で2つこなせるスケジュールを組む(その瞬間に、アメリカの選択肢がなくなった.複数箇所が近くに存在しないから).ともかく、次のビジネスのために「日本人以外のビジネスマン」が居て、「ビジネスについて議論」できる場を探した.いわゆるBusiness向けのスキルアップスクールで、negotiationとかstrategyとかそういうのがカリキュラムに入っているところを探した.お金は結構かけた方だと思う.後半は、「自己資金で来てんのか!?」って驚かれるくらい高かったから、前半はやっすーいところにしたw
 ただ、やっすーいスクールも、ビックリするくらい事前に出される課題が多くて、正直全部こなせなかった・・・しかし、それまでに有り得ないくらいの量の英語に浸かり(特に、文法とかそういうのではなく ニュース等の課題文・とある掲示板のやり取りを例にして、それに対して自分の意見を書け というような課題が多く、これはこれで本当に興味深かった)、渡英するまでで随分 英語の扱い方は変わっていたように思う.投資へのevaluatonのためもあり、渡英前にTOEICのテストは受けた.戻った後も受けた.結果は+200くらい.
 スコアとかよりも明確に自分の中で得られたことは、「文法も語彙もできなくて・・・」と伝えたとき、「君は文法はほぼ間違ってない.慣れろ、口から言葉が出て来てないんだよ.(強いて言えば、prepositionだけはハチャメチャだ.でもこれは、使って感覚を身につけるしか無いと思う.)」と言われたこと.マジだった.もちろんハチャメチャな英語をしゃべってるんだけど、(ちなみに、日本語も「助詞」がハチャメチャなので、これはもう言語種類の問題ではなく、私の言語野がおかしいってことはよく分かってきた.)とにかく、意見を出せるようになった.普段から言いたい内容だけは、単語をしたためておく.特に抽象的な意見は、ちょっと難しい単語を用意しておいた方が、言い換えやすいので.
 それでも難しかったのは、政治関係の話.この分野、素人過ぎて単語を知らない.言いたいことは有るのに、全然表現できなくて苦労した.でもね、めっちゃ面白かった!!やっぱね、前提の違う環境で育った人たちと意見を交わすのは、むっちゃ面白い!


 ちなみに、日本に戻ってから、国内の英会話学校も行こうと思ったんだよ?でもどこもかしこも「Repeat after me!」なわけよ?そんなのさ、あたし求めてない.他人が言った想定外の意見に、自分の意見をぶつけたいわけ.意見をぶつける「機会」が欲しかったのよ、でも結構英会話スクールのトライアルとか、短期コースにお金払ったけど、ほんっと個性を殺す感じの教育だった.で、諦めた.だって、時間もお金も、全然投資対効果低いもん.ロンドンでのあの体験しちゃうと、もう無理よ.



 ということで、お金をかけてUpさせたのは、所謂confidenceってやつだけど、それ以外に&それ以降に 明確に一つ、スキルアップの方法があった.
 これは、「私の英語はgoogleに鍛えられた」と言っても過言ではないのだ.何をやったか、というと・・・


・まず、自分の言いたいことを ハチャメチャでもいいから英文として書き切る
・思い付かない単語を英辞郎で引く(慣れてくると、thesaurus.com だけで良くなってきた)
・prepositionだけは、英辞郎の「類度集計」で確認する(使用頻度低い組み合わせはあやしい)
・「google翻訳」に、自分の英文→日本語翻訳をかける(爆)
・変なところは、変な日本語になって戻ってくる!!


 これが、私の英語の先生だった.google先生は頭が良過ぎて、間違ったところがあっても補完するところがあって、これは困る.で、保険として、あやしい言い回しはnifty翻訳とexcite翻訳を併用する.特にnifty翻訳はいいと思う.googleのほうが「今っぽい言い回し」への対応はしているが、niftyは「綺麗な文章」にしか取ってくれないので、私の英語はgoogleでは意図した通り返るのに、niftyではイマイチになる・・・ってのも結構あった.ちゃんとした文章は、最後はnifty翻訳に採点してもらっていた、という感じ.
 この方法は、むっちゃくちゃトレーニングになるので、オヌヌメです.もちろん、世のサラリーマンは「固有名詞」とか「秘密情報」を「AAA」とかに変えて翻訳してね.


(ちまみに、以前からヒアリングは文法語彙に比べればできてた方だと思うけど、今はBBC/FOXを仕事し「ながら」、画面見ずにで中身楽しめるくらいにはなってます、これができるようになってから日本のニュースは全く見なくなってしまった.)



って、下記の2つのエピソードも一緒に載せようと思ったけど、なんか長いからやめます.ただのストイック我慢大会みたいな文章になりそうだしw.機会があったらまた.

2)生活費面

3)食生活面