揺さぶられないのに生じる「不安感」という悲劇(過去形)

先日書こうと思っていた
3)食生活面
の話ですが、こういうtweetを見て、そうそう、そう思ったよー、あの時はつらかったなー(遠い目)って思い出したので、書くことにした.

 先の見えない不安というのは、普通に働いて生活している上ではあんまり無いものだと思う.だいたい人間が、不安感を持ったり、怒りを感じたりする時ってのは、「(何か突発的な)原因がある」からそうなるのだ.
 しかし、不思議なことに会社を作ったあとの4〜6月、なぜか無性に不安で不安でしょうがなくなる気分になる時があった.自分自身で理解できないのだ.不安の理由は「ちゃんと作り上げることはできるのか?」「仕事として成立するようになるのか?」「いつまでこんな不安定な生活が続くのか?」、でもこんなのその時に生じた話ではなく、もう何ヶ月も前に“決意して”始めたことで、自分の中で納得させていることのはずなのだ.何故こんなにも不安になるのか、つらいと思ってしまうのかがワカラナイ.後で(自分の家計簿兼簡易日記を)振り返ったら、明らかに体調もおかしかった.


 4〜6月と書いたように、結構な長い期間、「認知できるレベル」で自分の感情のコントロールに疑問を感じていた.ストレスで、ガンガン食べ、飲む、生活をしていた.それでも自分で分からなかった.
「頭で理解できている上、改善余地がしばらくない事象について、なぜ急に悩むのか?」
その頃には、日々できるだけ睡眠時間を削って仕事を進めるようになっていた私に取って、この不安感に襲われてしまう時間すらももったいないと思い始め、これをどうにか解決しなくては行けないと思い始めた.そのことの私のノートには、

とか書いてあって、マジで病んでるわwって自分で思ってたwww



 で、始めたこと.自分の感情の変化を全て記録していった.「わーい!ハイな気分だー」もあれば、上記のように「何で落ち込んでるんだろう?」「しんどい」「つらさがとまらない」とかそんなことばかりとにかくiPhoneでメモってた.いつ、何をしてた時に、どういう感情だったのかを記録していった.


 ふと、その特徴に気付いたのは7月16日のことだった.7月16日の私のFacebookのタイムラインには「今日はとてつもなく大きな発見をした。これまでの10年とはまた違うやり方で過ごせそうだ。」と書いていたのだが、その時の発見というのがまさにこの内容.その時のメモは、これ.こんな生活いやだーと思って、数年ぶり?に映画館に行った日だった.

やっぱりこれだ!糖質取得後、低血糖になる時に落ちるんだ!!低血糖になる時眠ってしまって、血糖値回復前に起きなければ問題なしということか?
「うつ」の原因は"甘い食べ物"!? 糖質をコントロールして、ストレスを解消する方法


糖質を取ると、その後にくる低血糖時にノルアドレナリンを放出しすぎて、通常使っているストレス制御が追いつかなくなるため、ネガティブになる?
言い換えると、平常時から常にストレスコントロールし続けているということ?


今回、自分のストレスコントロールがうまく行ってないことを意識できたのは、サラリーマン時代のストレスのように突発的なものではないにも関わらず、なぜ急にネガティブに陥る時があるのか、おかしいと感じたから。
突発的なストレスなら、その反動で落ち込むことは理解できるが、今のストレスは変動することなく恒常的なことくらい認識している。にも関わらず、あるタイミングで急に、コントロールし難いネガティブ思考に陥るのが謎だった。


休息の不足かと考えたが、寝られない時ほどネガティブだった。気分転換の不足だろうと、運動や趣味時間を作ってみたが、その場の満足は得られても、恒常的な好転はなかった。


次に考えたのが、エネルギー量の調整。たくさん食べると、瞬間的には気分が上がるが、これも好転している感じはなかった。むしろネガティブさを抑えるために、無理矢理食べて、無理に寝ようとしたが、効果は一定ではなかった。


次に試したのは、エネルギー摂取量の極端な削減。頭が働かなくなる恐れはあったが、コーヒーとビールで補い、他は野菜をミキサーでにかけたものと、肉は量として3分の1人分まで、一日1.5食を上限として一週間。外出時、しゃがんでから立つとめまいがすることはあったが、全くネガティブではない。
顕著な好転を感じ、エネルギーが多すぎるとその分、余分なエネルギーが個人的思考に回るからネガティブに陥るのだと思い込んでいた。


せっかく映画館に来たから何かつまみながら、ビールを。と買ったサンドイッチ。卵サンドとハムきゅうりの二切。ものすごい満腹感で罪悪感を感じるくらい。
久々の満腹感はハイにした。眠くなり方が半端なく、帰宅して1時間半ほどソファに上半身もたれかかったままでも寝られた。22時にどうしてもおきたかったので、起きて見たドラマの間は、とってもハイだった。が、その後の急な落ち方が半端なかった。
信じられないレベルで気持ちが落ちて行くのがわかった。何もできないレベル落ち込み、不安感が襲う。しばらくネガティブ思考のままでじっとして見た。食べなきゃ良かったとだいぶ後悔した。


食べ始めたのが映画の始まった18:40から19:30くらいの間。眠っていたのが、20:30-21:50。23:15ころから急にネガティブ思考に変化。これが01:20まで続く。
01:20ごろ、急に精神が回復するのを感じた。これは、糖分が左右しているのでは?と思ったのが、この時だった。
血糖値についてのウェブを見て回った。そこで、血糖値の変化とそれに伴うノルアドレナリンの対応に気付いた。ノルアドレナリンと鬱が関係しているなら、これしかない、と。
6日前も、やはり「食べてハッピーな気持ち」だったのが「急に萎えた」と書いてそのあと落ちている。


糖質を摂取すると、直後は血糖値の上昇からポジティブになる。インシュリン分泌のせいで、急速に血糖値が低下し、眠くなる。
血糖低下時に、脳内ノルアドレナリンが大量放出されることにより、そのあとしばらく脳内ノルアドレナリンが欠乏状態になる。この時にストレス感情があると、ノルアドレナリンによる制御が追いつかず、ネガティブ思考に陥る。しばらくして、ノルアドレナリン量が回復すると戻る。


ということは、だ。明らかに、サラリーマン時代とは違うストレス状態が続いていることは間違いなく、ほぼ四六時中ノルアドレナリンを使って気持ちを制御しているんだろうことがわかる。
ということで、極力急激な低血糖状態に陥ることを避けるため、糖質の摂取は避ける必要がありそうだ。よっぽどストレス状態が軽い時以外は、血糖値の変化はまずい。


てことで、大抵の不安感なんて制御できるものでしかなくて、怖がるもんじゃないってことだな。
それでももし不安感に襲われたら?しばらく検証必要だが、ほぼ動じる必要はなく割きれるかもしれないな。
自分を変えることを10年怠けていた。人に頼っていたツケなのだろう。

これが、その発見の一部始終.



てことで、稼ぎを上げるまでは炭水化物を控えております.しばらく私に、イタリアンと白米とパンを勧めないでくださいませ...売り上げたったら、麺を食べたいと夢見ております!!!