価値の生まれる瞬間、金の払われる瞬間

相変わらず、メディア業界は10年くらい同じ悩みを抱えて右往左往しているんじゃないだろうか.

2011年の高裁判決でグーグルが敗訴。判決を受けて、グーグルは当該新聞社の記事を、検索表示から除外した。
ところが、これによって新聞社サイトのトラフィックが急落。あわてた新聞社側は、結局、グーグルと和解し、検索表示は復活した。
同様のどたばたはドイツでもあった。
ドイツの新聞社グループが昨年6月、グーグルに対し、グーグルニュースの広告収入の11%を記事使用料として支払うよう提訴。
ところが10月に入って、グーグルが当該新聞社グループの記事のスニペットを検索表示から削除。

?グーグル税?はメディアにどれだけのダメージを与えたか

あたしは、コンテンツアグリゲーションと コンテンツの価値は別だと思っていて、アグリゲーションはある意味「選択のセンス」と「送料」分の価値を持って行くもんだと思っている.
コンテンツの価値をどう残していくかは、もっと当該メディア達は考えた方がいい.アグリゲータに翻弄されすぎている.まあもう自力じゃ発想できないほど弱い立場になっちゃったのかね?とはいえ、アグリゲータ(と素人のSocialな書き込み)だけで、成立し続けるわけがなくて、それこそ「多様性」と「質」のバラエティは、どこかで必ずニーズとして残ると思うのよね.そこをうまくお金の価値にしないとね.


価値の生まれる瞬間と、お金が払われる瞬間は 同一ではない場合も多いのだから、普通のトランザクションが成立しにくい世界は、むしろズレること前提で仕込むべきだと思うのよ.


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いや、ほんとに自分の時間が取れない.なんなんだろう?
あと最寄りのファミレスが24時間営業じゃなくなったのよ、
このままじゃ、更にオフィスに朝までいる日が増えちゃうじゃないの!ひどい.